業界・職種別の転職

【キャリアコンサルタント監修】未経験でIT業界への転職は可能なのか?

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未経験でIT業界への転職は可能なのか?

新型コロナウィルスの影響か、ますます需要が高まるIT業界。コロナ禍になる以前から、IT業界の需要は右肩上がり。

コロナ禍によってネットショッピングをする人が増加し、キャッシュレス決済が可能なお店も増えてきましたよね。

こういった傾向を見ても、IT業界の人気は拍車がかかるでしょう。これを機に、IT業界への転職を考えている人も多いかもしれません。

(画像:就職活動中の学生の志望業界トップ10>> 「キャリスタ就活」を運営する株式会社ディスコより 引用)

2023年の新卒が希望する業界では、学生全体の1位が「情報処理・ソフトウェア・ゲームソフト」(17.5%)、2位が「情報・インターネットサービス」を希望しているというデータも出ています。

20代の若いうちにIT業界にチャレンジしたい」

「IT業界に興味がある。未経験でもIT業界に転職できるのかな?」

「IT業界ってカッコイイ。どんな業界?」

そう思っている方向けに、IT業界のこと、未経験での転職について役立つ情報を紹介します。

山口鈴華さん
この記事の監修は・・・国家資格キャリアコンサルタント 山口鈴華さん
  • 国家資格キャリアコンサルタント
山口鈴華さん経歴

1989年生まれ愛知県出身。大学を卒業後、不動産賃貸仲介業の営業を約3年、Webマーケティングの会社にて営業アシスタントを約1年経験。2012年より、シェアハウスの企画・運営・コンサル業務を行う株式会社シェア180へ転職。100名以上の人との共同生活を経験し、人の考えや経験(キャリア)に触れる面白さを知る。人から仕事の相談を受ける事も多く、国家資格キャリアコンサルタント取得。 現在は株式会社シェア180にて、人材事業、人事・総務の業務を担当。

自身のキャリアに悩んできた経験から、さまざまな仕事や、考え方・価値観に触れられるきっかけを創りたいと思い、さまざまな仕事をしている人へインタビューをしたり、キャリアに関する情報を発信したりするサイトを運営中。

IT業界といっても様々。どんな仕事があるの?

IT業界といっても職種は様々です。インターネットやWebサービス関係、通信関係など仕事内容は幅広く存在します。IT業界は、大きく分けて下記の4つの業界に分類されます。

  • インターネット・Web業界
  • 情報処理業界
  • ソフトウェア業界
  • ハードウェア業界

この4つの業界について、順に解説していきます。

インターネット・Web業界

IT業界でも1番身近に感じやすいのが、インターネット・Web業界かもしれませんね。

私たちが普段から使うことが多いGoogleやYahoo!などの検索エンジン、ネット上で目にする広告、SNSやネットショッピングなどに関わるのがインターネット・Web業界です。

情報処理業界

この業界に属する企業は、主に法人相手に仕事をしています。

社内システムの構築や運営支援などをおこなったり、企業が抱えている課題を分析・明確化し、課題解決のためのサービス提供をおこなったりします。

このように、企業のコンサルティングまで含む仕事も存在します。

ハードウェア業界

ハードウェアとは、パソコンやキーボード、マウス、プリンターなどの周辺機器を構成する電子回路を指します。

また、パソコンだけではなく、携帯電話やスマートフォン、ゲーム機のように有形の機械や装置も含まれます。このようなハードウェアを扱う業界をハードウェア業界と呼びます。

主な職種は、セールスエンジニア、組み込み系エンジニア、ハードウェアエンジニアなどです。

ソフトウェア業界

ソフトウェア業界の主な職種は、システムエンジニア(SE)・プログラマーなどです。エンジニアという言葉は、耳にしたことがある人も多いかもしれませんね。

システムの設計・開発・テストを手がけるのがシステムエンジニア。

システムエンジニアとは簡単に言うと、様々な機能の仕組みをつくる人です。

そして、そのシステムにプログラマーがプログラム(コンピュータに行ってもらう処理の指示を記述していくこと)し、サービスを形にしていきます。

エンジニアといっても幅が広く、エンジニアの中でも、フロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニア、ネットワークエンジニアなどが存在します。

IT業界はどんな人が向いているのか?

では、IT業界に向いている人はどんな人なのでしょうか?

IT業界は、専門のスキルが必要な場合も多いため、自分がIT業界に向いているか確かめてみたい人も多いですよね。ぜひ参考にしてみてください。

私がキャリア相談に乗った際にも、IT業界に属しており、且つ長年勤めている人から話を聞くことが度々あります。その人たちから聞き、下記のような人が向いていると感じたポイント4つをご紹介します。

学習を楽しむことができ、学習を継続的に続けられる人

ITの技術は日々進化し続けています。日常的に変化を楽しむことができ、学ぶことがあまり苦ではない人は向いているでしょう。

「論理的に考える」ことができる人

「なんとなく」という感覚で物事を進めるのではなく、日頃から筋道を立てて物事を考えられる人は、IT業界で重宝されます。しっかりとデータや数字を見ながら作業することも多いため、論理的に考えることはとても重要です。

コミュニケーション能力がある

ITと聞くと、黙々とパソコンに向かって仕事をしているイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。ですが、実際にはチームで仕事をすることが多かったり、ヒアリングや提案をおこなったりすることもあるため、様々な場面でコミュニケーションが必要になります。

IT業界に興味がある

もしかしたらこの4つ目が最重要かもしれません。と言うのも、IT業界に興味があり、IT業界で頑張っていきたい!と思っている人であれば、1〜3のポイントについては必然とクリアしていける可能性が高いからです。

興味があるものの対しては、自発的に勉強をしたり、面白がって仕事に取り組めたりしますよね。自分に欠けている能力があったとしても、比較的その部分を改善しようと頑張る人が多いです。

IT業界で働く人の年収はどのくらい?

専門のスキルが必要な場合も多いと上述しましたが、そんなIT業界で働く人たちの年収、気になりますよね。職種、業種別で見ていきましょう。

doda_図

doda:平均年収ランキング(96業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】2021 より引用)

業種男女別:IT業界は全体の4位

2021年の業種分類別の平均年収ランキングを見てみると、1位2位と「金融」「メーカー」が続き、3位が「総合商社」そして4位には「IT/通信」という結果になっています。※10分類中

業界のランキングも、上位に来ていることが分かりますね。

職種男女別:技術職よりも、コンサルタントや企画職の方が高年収

2021年の職種分類別の平均年収ランキングを見てみると1位は専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」2位は「企画/管理系」そして3位には「技術系(電気/電子/機械)」という結果になっています。※11分類中

エンジニアやプログラマーではなく、エンジニアやプログラマーなどを経て、コンサルティングや企画・管理をする立場の人の方が高年収ということが分かります。

IT業界では、経験を積めば積むほど技術の向上が見込めます。他の業界での経験があるからといって、IT業界でもコンサルティングや企画・管理の地位に就けるわけではありません。

プログラマーとしての経験を積んだからこそ、法人へのコンサルティングができたり、エンジニアやプログラマーなどの管理含め、プロジェクトの企画や管理ができたりるようになるのです。

IT業界の離職率は高い?!

離職率が高いと、それなりの理由があって離職をしていることが多いです。サービス残業が多かったり評価がされにくい制度になっていたり、職場環境に問題があったりと、原因は様々でしょう。

離職率が高いと、仕事が大変なのかな?無理のある労働環境下なのかな?などと心配になってしまいますよね。

IT業界はと言うと、離職率は平均以下と比較的低い離職率であることが分かります。

厚生労働省の調査:産業別入職率・離職率(令和3年上半期)によると、16業種中の平均離職率は約7.6%に対し、IT業界(情報通信業)は5.0%となっています。

厚労省_図

厚生労働省:令和3年上半期雇用動向調査結果の概要 産業別の入職と離職 より引用)

IT業界で働くメリットとデメリット

IT業界に興味がある、IT業界で働いてみたいと考えた際、転職することでどんな将来が見えるのか、どのようなメリット・デメリットがあるのか知っておきたいですよね。

IT業界に転職するメリット・デメリットを知って、ぜひIT業界への転職の参考にしてみてください。

大きく分けて3つのメリット・デメリットについて解説していきます。

IT業界で働く3つのメリット

場所を問わず仕事ができる

職種や企業によっても異なりますが、一般的にはオフィスに出向かずとも仕事ができる場合が多いです。そのため、移動時間で無駄な時間を省くことができ、仕事を始めるタイミングも自由であることが多く、非常に自由度が高い業界と言えます。

職種が幅広く、同業界内でも転職やスキルアップが臨める

しっかりと経験を積んでいけば、能力が上がりできる仕事の範囲も広がってきます。将来性の幅が広く、向上心や楽しさを保ちながら仕事ができるでしょう。

また、

能力次第で早期キャリアアップが見込める

まだまだ年功序列制度が残る日本の企業ですが、IT業界では、能力が高かったり結果が出たりすれば、昇給もしやすく、様々な仕事を任せてもらえることが多いです。そのため、若くして様々な業務に携わることも可能です。

IT業界で働く3つのデメリット

能力が上がっていかなければ評価がされにくい

実力主義のため、能力が上がれば評価は上がっていく一方で、努力を怠ったり適当に仕事をしたりしていれば、昇給・昇進などは難しいでしょう。

ですが、仕事を頑張っているのに中々評価されなかった人にとっては、やりがいのある業界とも言えるでしょう。

継続的に学び続けることが必要

日々IT技術は目まぐるしい進化を遂げています。そのため、時代や企業に合わせ、継続的に学び続けることが必要になってきます。学ぶことで自分のできることが増え、それが楽しいと感じる人はいいですが、それを苦痛に感じる人は、向いていない業界と言えます。

収入を上げていったり、自分の能力を上げていったりすることは、社会の役に立ち、自分の人生を豊かにもしてくれることでしょう。そんな未来を想像してワクワクする人は、きっと学び続けることにも楽しさを感じるでしょう。

経験を積むまでは、低収入である可能性が高い

未経験での転職は、どの業界もそもそも求人自体が少なく、可能応募数が少ない傾向にあります。そのため、自力で転職をするには難しい場合もあるかと思います。

また、IT業界では能力重視のため、未経験の場合は、最初は低収入である可能性が高いです。

ですが、無理な営業をしてノルマがあり高い収入が見込めるよりは、着実に年収を上げていける環境の方がやりがいも大きいと思います。

未経験からIT業界を目指すのにおすすめの職種は?

未経験でも転職が可能とは言え、経験がある場合と未経験の場合とでは、応募できる職種は変わってきます。

ですが、経験を積んでいけば能力が上がってくる業界であり、努力次第では早期スキルアップも臨めるため、未経験であるからと言って躊躇する必要はありません。

未経験であっても、独学でプログラミングを勉強していたり、プログラミングスクールに通っていたりする場合もあるかもしれません。

その場合は、応募できる職種の幅が少し広がる可能性はありますが、勉強もまだしていない、勉強し始めたばかりという方に向けて、おすすめの職種を紹介します。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアの仕事は、Webデザイナーが作ったデザインを再現し、Webサイト表示させることです。皆さんが日頃からよく触れているものになるため、イメージもしやすいでしょう。HTMLやCSS、JavaScriptといったスキルが必須の場合もありますが、未経験者が勉強を始めるには始めやすいスキルになっています。

また、企業よっては、まずは「フロントエンドエンジニアが再現したWebサイトのチェックを実施する」という作業から始めてもらうという場合もあるようです。

Webマーケティング

Webマーケティングの仕事は、自社や他社のWebサイトを管理し、Webサイトをどのように上位に表示させ、どのようにサービスや製品を多くの人に知ってもらうことができるか、施策をおこなう仕事です。また、集客のためにWebサイトの問題を洗い出し、改善をおこなうこともあります。

基礎知識は必要であるものの、仕組みを覚えてしまえば、比較的取り組みやすい職種であると言えます。

テストエンジニア

テストエンジニアの仕事は、ソフトウェアや家電、電子機器やアプリなど、さまざまな製品のテストチェックをおこなうことです。システムが正常に動くか、不具合は無いかななどのチェックを行います。

規則に沿ってチェックを行なえば基本的には誰でもできるため、まずはこの職種から始め、他業務をおこなう先輩の仕事を覚えたり、自学に励むのもありでしょう。

未経験OKの求人はどうやって探したらいい?

IT業界の求人は多いものの、募集要項には「未経験者歓迎」や「未経験OK」等の文言が記載されていない場合もあります。

どうしても興味があり気持ちが強い場合は、一度ダメ元で応募してみるのもアリかもしれません。

一般的には、募集要項に「未経験者歓迎」や「未経験OK」などと記載がある場合が多いですが、募集枠が少ない場合もあります。

そのため、転職エージェントを介して募集枠がどれくらいあるのかという確認も含め、「未経験OK」の求人を複数紹介してもらうのがおすすめです。

未経験の場合、どんなことに注意したらいい?

では、未経験での転職の場合は、どのようなことに注意を払ったらいいのでしょうか?

未経験での転職の場合、その業界にはあまり詳しくない場合も多いですよね。

そんなときは、下記の3つのポイントに注意すると、「ブラック企業に転職してしまった…」なんてことも防げるでしょう。

チェックポイントその1:教育制度が整っているか

これが最重要とも言えるでしょう。未経験と言えば、右も左も分からない状態であることがほとんどかと思います。そんな中、先輩の真似をして!と、誰も教えてくれる人がいなかったら…?特に教育制度がなく、先輩の仕事を見たり同行したりという制度しかなかったら…?

非常に不安になってしまいますよね。

どんな教育制度があるのか、ホームページを確認したり、応募時や面接時に確認することをおすすめします。

もちろん自身で学ぶ姿勢も大切ではありますが、最低限の研修制度があったら安心ですよね。

チェックポイントその2:ブラック企業ではないか確認する

これは、どの企業へ転職するにもチェックすべきポイントにはなってきますが、極端に離職率が低くないか?ホームページに良いことばかり書いていないか等々注意を払い確認する必要があります。

他にも、ブラック企業かどうか確認する方法としては、下記のポイントがあります。

  • 雇用条件が良すぎる

同業界の他の会社と比べ、賃金が高い場合には、それなりの労働条件が付いている場合もあります。賃金に見合わない労働時間やノルマなどがある場合もあるため、しっかり確認をすべきポイントです。

  • 退職者からの口コミが良くない

転職・就職に関するサイトで、退職者からの口コミが見られるサービスもありますよね。そういったWebサイトでリアルな声を確認してみるのも一つの手です。

チェックポイントその3:未経験であっても、何かしらの行動を起こしていること

未経験だから何もできない…と思うのではなく、未経験だからこそ、やる気や熱意を見せることがとても重要です。

特に20代の転職の場合は、将来性があると捉えてもらえる可能性が高いため、チャンスです。どんな仕事があり、どんな能力が必要か調べ、勉強するのも良いですね。

勉強しがてら、資格を取得してみるのもおすすめです。国家資格にもなっているITパスポートやネットワークスペシャリストなど、複数の資格があります。

「希望の職種に合わせて、資格取得の勉強をしている」という事が伝えらえるだけでも、「全く勉強はしていない」という状況よりは有利になりますよ。

未経験からIT業界に転職したい人におすすめ!転職エージェントを利用してみよう

未経験で採用をしてもらうためには、やる気や熱意を見せることが重要だと先述しました。

IT業界は、職種も多く仕事内容も多岐に渡ります。そのため、未経験でIT業界に転職をしたいと思っている人は、転職エージェントを利用するのがお勧めです。

IT業界には興味があるけど、「どの職種が自分に合っているか分からない」という方は特に、積極的に転職エージェントを利用してみましょう。

もちろん自力で探すことも可能ですが、未経験の場合は特に、現在勉強中のものはあるか?どれくらいの知識があるか?なども考慮される場合がありますので、しっかりと状況を伝え、取り次いでもらえる方が転職成功率も上がります。

未経験でIT業界への転職をお考えなら、dodaがおすすめです。

dodaでは、Webエンジニア・IT系求人も豊富に取り扱っています。

doda(公式サイト)

まずはエージェントの方と話してみて、自分の気持ちを整理してみるのもおすすめです。

まとめ

今回は、未経験でIT業界に転職を考えている人、IIT業界に興味を持っている人に向けて、IT業界のこと、未経験での転職について役立つ情報をご紹介しました。

未経験という言葉に引っ張られすぎず、ポジティブに転職活動ができると良いですね。

未経験=不利ではない

“未経験”という状況だと不利に感じることも多いかもしれません。ですが、20代であれば今後たくさん経験を積んでいくことが可能ですよね。

未経験であっても、勉強中という状況にあったり、本気でIT業界で頑張ってきたいという気持ちがあれば、それが前向きな姿勢として捉えられる場合が高いです。

未経験だからといって不利だと思わず、前向きにチャレンジしてみましょう。

まずは気軽に、相談をしてみるのもアリ

とは言え、中々一歩を踏み出すことができないこともあると思います。そんな時は「まず転職エージェントに頼ってみる」ことをしてみましょう。

自分の想いを言葉にするだけで、考えが整理できやりたい事の方向性も見えてくるかもしれませんよ。客観的な視点が入ると、新しい気付きが得られるかもしれませんね。

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