厚生労働省の調査によると20代男女の転職率は合わせると約3割であり、他の年代と比較しても20代が最も活発に転職を行っている年代であることが分かりました。
転職をする人が多いと言っても‥
「20代で転職するのは早すぎと思われない?」
「転職するには社会人経験が足りないのでは?」
と、不安に感じる人も多いと思いますが、結論から言うと20代こそ転職をするべき時!
そして、20代の転職には転職サイト(エージェント)を活用することでより有利に転職活動を進めていけるのです。
ここでは、【転職サイト(エージェント)を使った転職活動のメリット】や【20代におすすめしたい転職サイト】を紹介します。
20代は転職成功率が高い!?
※引用:doda「転職成功者の年齢調査」
転職支援サービス大手の『doda』ではdodaエージェントサービスを利用し転職を成功させた人の“転職年齢”を毎年データとして公表しています。
2019年、2020年ともに転職成功者の年齢割合で最も高いのが「25~29歳」。20代として考えると全体の半数近い結果になります。
20代で転職をする人が多いので転職成功者の割合が高くなるのは当たり前のことかもしれませんが、違った角度から見てみると「転職成功率が高い=企業からの需要が高い」20代のうちに将来を見据えた転職を成功させたいと思う人が多いとも考えられます。
POINT
・20代前半‥実績・スキルよりも社会人としての基本的な常識やマナーが身についていることが大事!企業の色に染まっていないフレッシュさが武器になる!
・20代後半‥ビジネスマナーが備わっていることはもちろんのこと、即戦力になり得る実績・スキルをアピールすることが大事!キャリアアップを見据えた転職がしやすい!
【タイプ別】20代におすすめ転職サイト!
転職サイトはそれぞれに特徴があるため、自分に合ったサービスを利用することで満足感の高い転職を成功させる可能性を高めることができます。
ここでは、20代がまず登録したい定番転職サイトと職歴や経験・スキルに不安がある20代向けの転職サイトを詳しく紹介します。
20代転職サイトの定番!多様な転職サポート【doda】
20代の転職でキャリアアップを目指すなら、全世代の転職に対応する大手転職エージェントは外せません。
「doda」は、豊富な求人数ときめ細やかなサービス・サポートを提供するエージェントとして多くの求職者に選ばれています。
dodaの転職サービスは、自分で求人を探し応募する「転職サイト」/専門スタッフのサポートを受けながら転職を進める「エージェントサービス」/とにかく忙しい人はスキマ時間を活用する「スカウトサービス」と三者三様のサービスを用意。
自分のペースでありながらも効率よく転職を実現させるならdodaが◎!
フリーター・第二新卒・既卒から正社員を目指すなら!【キャリアスタート】
「キャリアスタート」は、フリーター・ニート・第二新卒・既卒・高卒など社会人経験に不安のある20代向けの転職エージェントサイトです。
未経験から正社員への採用実績が多く、社会人経験のない人でも安心して利用できるのがキャリアスタートの魅力。
そのサポートの手厚さが評価され、20代から大きく支持されています。
同世代のキャリアアドバイザーが在籍しているため、親身になって相談に乗ってくれるほか、模擬面接の指導なども好評です。
実績 | 20代からの支持多い |
おすすめポイント | 利用者と同年代のキャリアアドバイザーが多数 |
20代向け転職サイトの上手な選び方とポイント
転職サイト選びで大切なことは“自分に合ったサービス”であることですが、「自分に合ったサービスってどんなだろう?」とあまりピンと来ない人は、以下の転職サイトの選び方ポイントを参考にしてみましょう。
20代の転職サポートに実績がある(得意としている)
大前提として全年代向き、もしくは20代向けであり20代ならではの悩み・不安に向き合ってくれるサービスを選びましょう。
求人数が多い
求人数が多ければ多いほど転職先の選択肢が増えるので豊富な求人を保有する転職サイトを押さえておくことも大事なポイント!
キャリアアップできる求人が豊富
20代後半はキャリアアップを見据えた転職を実現しやすい傾向にあるので、目先の利益ではなく明確なキャリアビジョンを持ちそれを実現できる求人やサポートが期待できるサービスが◎
複数の転職サイトに登録をする
1社だけでなく最低でも2~3社の転職サイトに登録をして、求人数・質、担当者の質・相性を比較検討することで“自分に合ったサービス”を見極められ、満足感の高い転職を実現しやすい。
20代が転職サイトを使うメリット
- 転職相談ができる
- 求人を紹介してもらえる
- 非公開求人からの紹介も受けられる
- 応募書類の作成サポートが受けられる
- 応募先に合わせた面接対策が充実している
- 面接日程調整や雇用条件交渉を代行してくれる
- 転職サイトのサービスはすべて無料
個人でも転職を成功させることは可能ですが、はじめての転職である場合が多い20代の転職では転職活動の進め方が分からない人や不安に感じている人も多いため、転職のプロに相談をしながら転職活動を進めていけるエージェント型の転職サイトを使うことはとても有効であり、個人での転職活動よりも有利に進めていくことが可能です。
また、ブランク期間を作らず在職中から転職活動をスタートさせることが望ましいため、忙しい仕事の合間に効率良く転職活動を進めていくためには転職サイトのサポートは欠かせないものとなるでしょう。
20代で転職をするメリット・デメリット
20代で転職をする人が多いこと、20代の転職成功率が高いことの理由にも繋がっている20代で転職をするメリット・デメリットを以下にまとめます。
【メリット】
- 実績よりもポテンシャル重視
- キャリアチェンジも可能!
- 30代以降と比べ求人の選択肢が多い
20代の転職では社会人経験が少ないことが当たり前のため、若ければ若いほど経験よりもこれからの伸び代に期待する“ポテンシャル”を重視されるため採用されやすい傾向です。
また、企業としても若い人材を確保したい気持ちがあり、新卒よりも一度就職をして社会人としての基本的な常識やマナーを身につけている20代の中途採用者は教育コストが掛からないため積極的に採用している背景もあります。
30代以降になると“即戦力”であることが当たり前となり、20代と比べ求人数は減少傾向に。異業種・異職種への転職も30代以降は厳しくなるので、キャリアチェンジを考えている人は20代がラストチャンスです。
【デメリット】
- すぐ辞めてしまうのでは?と懸念されやすい
- 経験・スキルが身につかない
20代にして転職回数が3回以上になると内定に影響が出やすくなる可能性もあるため、採用担当者を納得させられる退職理由の準備をしておくことや、仕事へのやる気や熱意を面接でしっかりと伝えましょう。
また短期間での転職は経験やスキルが身につかないため、今後のためにも長期的に働
き経験・スキルを身につけられる職場を見つけることが大切です。20代での行動が30代・40代‥のキャリアへと繋がっていることを頭に入れておきましょう。
コロナ禍で20代男性・女性は転職に対してどう考えている?
新型コロナウイルスの影響は20代の転職に対する意識にどう変化をもたらしたのでしょうか。
※引用マイナビ「転職動向調査2021年版」https://www.mynavi.jp/news/2021/03/post_30246.html
マイナビの調査によると、20代男性の51.2%が新型コロナウイルスをきっかけに転職活動に積極的になったと答えており、コロナ禍をチャンスととらえている人が多い様子がうかがえます。
20代女性は、29.5%が転職活動に積極的になったと答えています。
ポイント
転職市場は、コロナ禍の影響での社会変化で採用を積極的に行っている企業が多いので転職しやすい20代にはチャンスです。
【まとめ】転職サイトを活用して20代の転職を成功させる
20代で転職するのは早すぎかな?と思っていた人でも、20代の今だからこそ転職をしてキャリアアップを目指してみよう!という気持ちに変わったのではないでしょうか?
そして、さらにチャンス・可能性を広げるためには転職サイトの活用が重要であることも分かっていただけたと思います。
ここで紹介した転職サイトを参考に、あなたにピッタリなサービスを見つけて理想的な転職を叶えてください。