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【あるある】看護師ならわかる!新人・ベテランみんなが共感する職業病とは

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看護師として病院やクリニックで働いていると、多くの看護師が「あるある」と共感できる場面に遭遇します。看護師仲間や友人と話すときに盛り上がりやすく、お互いに仲を深めるためにも語り合うことはあるでしょう。

今回は看護師を経験していると、誰もが「あるある」と共感しやすいネタを紹介します。日常でついやってしまうことから、病棟でよくあること、新人・ベテランのあるあるまで色々なものをまとめてみました。

記事を読みながら、「あるある」と笑って気持ちを軽くしていきましょう。

日常生活の看護師あるある

看護師が日常生活でよくやってしまうこと、「職業病かも?」と感じるあるあるを見ていきましょう。

腕の血管をつい見てしまう

最もよくあるのが、電車やバス、お店で腕を出している人を見つけると、腕の血管を見てしまうことです。看護師は仕事で日常的に点滴や注射、採血を行っているため、刺しやすそうな血管を探しています。

日常生活でもつい腕を見ると血管を探してしまい、注射しやすそうな場所を探してしまう看護師は多いです。中には腕だけでなく、手の甲や足の甲の血管を見る人もおり、職業柄で血管を見ると看護師の血が騒いでしまうようです。

救急車のサイレンで目が覚める

病院で働いていると毎日のように救急患者が搬送され、多くの看護師が患者さんの対応にあたります。毎日救急車のサイレンの音を聞いているうちに、サイレンを聞くと身体が勝手に反応するようになる方も多いです。

特に夜の寝静まった時間はサイレンの音がよく響くため、寝ていてもすぐに目を覚ましてしまいます。常に緊張感を持っているとも言えますが、看護師として気が休まらないのは大変なところでもあります。

友人と休みが合わない

看護師の仕事は平日でも仕事が入りますから、一般企業で働く友人とは休みを合わせにくいということもよく起こります。平日も土日祝日も関係なく夜勤があるため、曜日感覚と時間の感覚もよくわからない看護師は多いです。

そのため、友達との予定が合わせづらく、せっかくの休みも寝て過ごす方が少なくありません。逆に休みが滅多に合わないからこそ、たまに休みが合うと思い切り遊ぶ看護師もおり、人によって色々な休日、友人との過ごし方があります。

医療ドラマにツッコミを入れたくなる

医療現場で働く看護師は、医療の実際を目で見て、肌で感じています。そのため、テレビで医療ドラマを見ていると演技らしさを強く感じ、「現場でそんなことはしない」とツッコミを入れる方も多いです。

例えば、看護師は清潔と不潔の観念を徹底的に教育されますから、ドラマで清潔ゾーンと不潔ゾーンが混同されていると、「それやっちゃダメ!」と思ってしまいます。

楽しむために観るドラマが純粋に楽しめなくなり、看護師としての自分が出てきてしまうのは、多くの方が感じる看護師あるあるでしょう。

電話が掛かってくると「病院からでは?」と不安になる

看護師は命を守る責任ある仕事で、仕事後でも緊急連絡があれば病院に駆けつけなければなりません。携帯電話に見知らぬ番号から電話が掛かってくると、「もしかして病院の誰か?」と不安になってしまいます。

特に夜勤では長時間勤務の後ですから、疲労で記録の漏れや処置の申し送りが抜けてしまうこともあり、病院から連絡を受けたことのある方もいるはずです。

そうした経験から電話が掛かってくることに対して敏感になり、見知らぬ番号を見ると不安になるのは看護師あるあるです。

職場別の看護師あるある

続いて、職場別の看護師あるあるも見ていきましょう。診療科によって独自のあるあるがあります。

病棟看護師のあるある

病棟看護師は仕事で専門用語が日常的に飛び交っており、検査も豊富です。そのため、病棟看護師には次のようなあるあるがあります。

  • DMをダイレクトメールではなく、「糖尿病」と勘違いする
  • 体調が悪い人にとりあえず内科受診を勧める
  • 患者さんとの付き合いが長く、フランクな関係になる
  • 点滴を上手く留置できると尊敬される

病名は英語の頭文字だけを取って略すことが多く、糖尿病をDMと簡潔に表記することも多いです。日常的にDMを見ているため、ダイレクトメールと糖尿病で「どっちの意味だっけ」と一瞬混乱することがあります。

また、看護師は日常生活でも親や友人から体調不良の相談を受けることがあり、迷ったらとりあえず内科をすすめる方が多いです。看護師でもわからないことは多いですから、頼りにされるのも困るときがあるということです。

特に内科系看護師では患者さんの病気が慢性化していることも多く、1人の患者さんとの付き合いが長くなります。付き合いが長くなるにつれて色々な話をするようになり、友達のような感覚で患者さんと関わる看護師も少なくありません。

そして、病棟看護師では血管が細く脆い患者さんに対して、上手く留置針を刺入できる人が尊敬されます。他の人が何回やっても上手くいかない患者さんでも、上手な人は1回で綺麗に点滴を留置できます。

採血や注射で困ったときに、「○○さん呼んできて!」と頼った経験のある方も多いでしょう。

精神科看護師のあるある

一般の診療科とは違った患者層の多い精神科では、看護師あるあるも独特なものが多いです。

  • 木の芽時は病棟全体がピリピリする
  • 精神科以外を「一般科」と呼ぶ
  • 男性看護師が多い
  • 患者さんの内服する薬が多い
  • 日常生活で患者さんと会わないように気を使う

精神科の患者さんは春・秋の2回、木の芽時に調子を崩すとよく言われます。実際に病棟では季節の変わり目に調子を崩す患者さんが多く、看護師は「木の芽時だから」と普段より緊張感を持って仕事にあたります。

精神科は他科と区別する際、内科や外科などをひとまとめにして「一般科」と呼んでいます。精神科は数値や病気が見た目に現れにくいことから、他科と区別する意識からこう呼ぶケースが多いようです。

また、精神科の患者さんには若い方が多く、急性期には暴言や暴力行為に及ぶ人もいます。女性看護師では制止するのが危険なことから、精神科には男性看護師が多数在籍しています。

精神科看護師は患者さんに内服薬を配薬することもありますが、精神科では内服薬の多い患者さんをしばしば見かけます。多い人では1食で10錠以上の内服薬を飲んでいるため、看護師も配薬間違いをしないように注意しながら仕事をしなければなりません。

最後に精神科を退院した患者さんとスーパーや道端で会うと気まずいため、患者さんと会わないように気を使うのも精神科看護師あるあるです。

中には患者さんと会ってしまい、精神科の看護師であると大声でばらされてしまった方もいます。精神科看護師は一般科の看護師以上に、日常生活でも気を使わなければならないようです。

新人看護師のあるある

どんな看護師にも新人時代はあり、新人だからこその看護師あるあるも色々とあります。

新人の方は「あるある」と思いながら、ベテランの方は「そんな時代もあったな」と思い出しながら読んでみてください。

ナースステーションでどこにいればいいのかわからない

新人時代は仕事を覚えることに精一杯な方も多いはずです。仕事を覚えながらも、1人の看護師として仕事をこなし、ナースステーションではカルテや看護記録を行わなければなりません。

最初のうちは他の先輩看護師の動きが予測できず、ナースステーションでも右往左往することが新人時代にはよくあるはずです。先輩看護師から「そこにいると邪魔」と言われ、気持ちが落ち込むこともあるでしょう。

看護師として一人前になるまでは、誰もが経験することですから、働くうちに他の看護師の動き方を学んでください。

厳しい先輩の指導で落ち込むが、優しい先輩に心を癒される

新人の時代はプリセプターや指導する先輩看護師がつけられ、一つひとつの看護技術や課題をチェックされます。中には厳しく指導することで落ち込まされることもあるかと思いますが、どこの病棟にも優しい先輩看護師はいます。

落ち込んだときには励ましてくれたり、お菓子をくれたり、仕事終わりに食事に誘ってくれたりすることで、落ち込んだ気持ちを奮い立たせてくれる癒しの存在です。

辛いことがあっても、優しい先輩のおかげで新人時代を乗り越えられた看護師も多いことでしょう。

紙カルテで指示をもらうと医師の字が読めない

今や多くの病院で電子カルテを導入していますが、紙カルテを利用している病院も少なくありません。しかし、医師は忙しさもあるためか簡略化してカルテを書く傾向があるため、非常に難解な文字で指示が書かれています。

医師のことを知るにつれて字も読めるようになりますが、あまりに読みにくいため先輩看護師に確認する方も多いです。紙カルテを採用している病院を経験した看護師にとっては、「医師の字が読みにくい」はあるあるではないでしょうか。

ご飯を早食い、お菓子を沢山食べて太る

仕事中は休憩時間が短いこともあり、お昼ご飯を早食いせざるを得ない方も多いはずです。また、夜勤になるとお互いにお菓子を持ち寄って、仕事の合間に食べることもあります。

加えて不規則な生活リズムになるため、看護師になってからかなり太ってしまう人は意外と多いです。中には看護師になってから10㎏以上太る人もおり、看護師の早食いとお菓子は「あるある」の1つでしょう。

研修や課題で忙しく、体調を崩しがち

新人看護師のあるあるで共感しやすいのは、研修や課題の量が多すぎて、無理をして体調を崩してしまうことではないでしょうか。看護学生時代の実習も大変だと感じていたのに、看護師になるともっと大変な思いをしているという方も多いはずです。

新人時代は毎日の課題と毎週のように行われる研修で、体調を崩さないように自己管理に注意してください。

ベテラン看護師のあるある

ベテラン看護師にも「あるある」と感じるシーンはいくつもあります。どのようなポイントがあるのか見ていきましょう。

新人・若手看護師に怖がられる

自分自身にはそのようなつもりがなくても、ベテラン特有の雰囲気で周囲に威圧感を放ってしまうことがあります。話してみるとそんなことはないとわかりますが、新人や若手看護師からは怖がられることもしばしばです。

本人にとってはショックなことでしょうが、ベテラン看護師にはそれだけの威厳があるということです。

患者さんから「結婚は?」と聞かれる

看護師として経験を重ねるうちに、患者さんや周囲の人から「結婚した?」や「結婚しないの?」と訊かれるようになります。結婚するかどうかは本人の意思もあるのですが、周囲からは質問されて困ってしまうことがベテラン看護師の「あるある」です。

困ったときにアドバイスを求められる

ベテラン看護師は多くの経験を積んでおり、若手看護師にとっては頼れる存在です。そのため、何か困ったことがあるとアドバイスを求められることもよくあります。

ベテランだからといって何でもできるわけではありませんが、「頼まれた以上は応えよう」と笑顔で対応することもあるでしょう。実際にアドバイスが功を奏すると自分にとっても誇らしく、ある意味ではWin-Winな関係と言えます。

医師との意思疎通が上手い

ベテランだからこそ医師との付き合いも長く、対応が難しい医師とも上手く意思疎通ができる点はベテラン看護師あるあるでしょう。多くの患者さんや医師と関わってきたからこそ、人との距離感の取り方を熟知しているとも言えるでしょう。

若手看護師にとっては、気難しい医師との間を取り持ってくれる救世主として扱われることもあります。

一方で、医師と看護師、管理職と一般看護師との間で板挟みになるケースもあり、ベテランならではの複雑な立場に置かれることもあります。ベテラン看護師にとっては「あるある」であり悩みの種です。

患者さん関連のあるある

看護師の仕事だけでなく、患者さんとの関係でのあるあるについてもまとめました。身近でよく聞く「あるある」ですから、共感できるものも多いのではないでしょうか。

患者さんの名前より病名で覚えている

看護師は日々入退院で患者さんの入れ替わりを経験しており、患者さん一人ひとりの顔と名前を正確に覚えられないこともしばしばです。しかし、印象に残る患者さんや珍しい病気の患者さんは病名で覚えており、「○○病の患者さん」という風に覚えています。

看護師仲間と話すときにも、名前では伝わらなくても病名で伝わる経験をした方も多いのではないでしょうか。印象に残ると名前や顔より先に病名が浮かぶのは、ある意味では看護師の職業病とも言えるでしょう。

印象に残ったエピソードを看護師仲間で語り合う

病院の中では日常生活では思いもよらない出来事が時々起こり、同僚との話の種になります。例えば、次のようなエピソードです。

  • 高齢の男性患者さんだと思っていたら、実は女性患者だった
  • 認知症の方がかりんとうを食べていると思ったら、実は排泄物だった
  • 夜勤のナースステーションで人の気配がすると思ったら、患者さんが座っていた

このようなドッキリするエピソードや思わず笑ってしまうエピソードなど、経験した出来事を看護師同士で共有することはよくあるでしょう。

体験したエピソードを仲間に話してみると、「実は私も」とお互いに話が弾むはずです。

若い患者さんと恋愛関係になる看護師がいる

ドラマのような話ですが、病棟で働いていると時々患者さんと結婚した看護師の話を聞きます。特に整形外科で入院する患者さんは若くて健康な方が多いことに加え、看護師とリハビリを行ううちに仲良くなるケースが多いです。

看護師としては、患者さんとプライベートで会うのはあまり褒められたことではありませんが、お互い大人で納得のうえなら問題はありません。ただし、看護師仲間には長い間語り継がれることになるでしょうから、その点は覚悟しておかなければなりません。

まとめ:看護師のあるあるで仲間意識が芽生えることも

今回紹介した看護師あるあるを読んで、共感できることや心当たりのある方も多いのではないでしょうか。看護師の仕事は多忙な仕事だからこそ、仕事や日常のちょっとした「あるある」で気持ちを軽くすることは大事です。

また、看護師だからこそ共感できる「あるある」が多いですから、看護師同士が仲良くなるときにも役に立つでしょう。日々の業務に忙しいときこそ、看護師あるあるで笑いましょう。

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