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40代無職…もう手遅れ?引きこもりから正社員就職を成功させるコツ

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「もう40代なのに無職のまま…」
「40代までニートだったから、いまさら就職できるか不安」
「引きこもりのまま40代になってしまった、将来どうしよう…」

今この記事を読んでいる方は、このような不安を抱えているかと思います。

これから老後の生活を見据える時期でもあり、このままニートや無職・ひきこもりのままではダメだと感じているはずです。

結論、40代無職でもまだ絶望する必要はありません

まずは一歩前に進む勇気を持ち、自分にできる仕事探しを始めればチャンスはあります。

今回は、そんなあなたに【正社員就職を成功させるヒント】をお伝えします。

中高年のひきこもりの現状

実は、中高年のひきこもりが社会問題として注目されています。

中高年のひきこもりの割合は?

内閣府が2019年に発表した調査を見てみましょう。

参照:内閣府 生活状況に関する調査 (平成30年度)

中高年(40歳~64歳)を対象としたこの調査では、【ふだんは家にいるが、自分の趣味に関する用事の時だけ外出する】という準ひきこもり群に該当する人は全人口のうち推定で24.8万人いるとわかりました。

また「ふだんは家にいるが、近所のコンビニなどには出かける」「自室からは出るが、家からは出ない」「自室からほとんど出ない」という狭義のひきこもり群に該当するのは36.5万人。

つまり、中高年でひきこもっている人は全国に推定で61.3万人いるということです。
これは中高年人口の約1.4%にあたります。

さらに同調査によると、中高年のひきこもり者のうちの7割以上が男性です。

ひきこもりになったきっかけは「退職」が最も多い

中高年でひきこもりの人は、なぜひきこもってしまったのでしょうか。

最も多い理由は、「退職したこと」でした。

参照:内閣府 生活状況に関する調査 (平成30年度)

次いで「人間関係がうまくいかなかったこと」「病気」「職場になじめなかったこと」などが、ひきこもりになったきっかけとして多いことがわかります。

ひきこもりを加速させた「コロナ禍」

「ひきこもっていてはいけない」と頑張っていた中高年の足かせとなったのが、新型コロナウイルスの感染拡大です。

コロナ禍による外出自粛で、これまで外出できていた方や自立支援や就労支援に通っていた方が再びひきこもりになってしまったり、居場所が失われてしまったりといったこと。

また、在宅勤務やテレワークが主流になり家族との確執が生まれ、家庭でも孤立してしまったといったケースがあります。

これまで仕事をされてきた方もコロナ倒産や事業縮小により解雇され、そのまま定職につけずひきこもりになってしまったというケースも…。

コロナ禍により経済状況の悪化は、ひきこもりを増加させる要因にもなりました。

中高年のひきこもりが抱える問題

中高年のひきこもりが抱えている問題とは、どんなものでしょうか。
以下の3つが挙げられます。

  • 社会からの孤立
  • 80代の親が50代の子を支援する「8050問題」
  • 親の支援が止まった後のさらなる孤立

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 社会からの孤立

最大の問題は、社会から孤立してしまうことです。

長い間自宅にひきこもり、社会との接点をもたないまま年齢を重ねてしまうことで、家族以外との社会的なコミュニケーションがとれなくなってしまいます。

社会から孤立し、そこから抜け出せないままひきこもりが長期化したり、高年齢化したりなどが深刻になっています。

内閣府の調査では、中高年のひきこもり者のうち、「7年以上ひきこもりの状態である」と回答した人は約半数を占めていました。

長ければ長いほど、抜け出すことは難しくなってくるのが現実です。

2. 80代の親が50代の子を支援する「8050問題」

家にひきこもっていても無職でも生活に困らない、40代になっても働かずにこれまで通りの生活を送っていられるのは、親のおかげという場合も多いでしょう。

親は子供のことが大切なので、自分が動けなくなるまで面倒をみてあげたいと思うのが親心です。

「8050問題」という言葉を聞いたことはありますか?

8050問題

80代の親が、ひきこもっている50代の子どもの生活を年金や就労で支えている問題のこと。

経済的にも精神的にも行き詰まってしまいやすく、危険な状態といえる。

8050問題が現実になったとき、親に万が一のことが起これば生活が破綻し、親子共倒れに陥ります。

例えば、親が病気や介護が必要になったときの費用・生活費・介護。

いざ介護が必要な状態になったとき、社会的に孤立していた子供は周囲にサポートを求めることは難しいでしょう。

そうなるとニュースでも目にする、親子の悲惨な末路が現実のものとなってしまう可能性があります。

3. 親の支援が止まった後のさらなる孤立

経済的な支援をしてくれた親が支援できない状態になってしまった場合、働こうと一念発起する方も中にはいらっしゃいます。

しかし一方で、自暴自棄に陥る方もいます。

ブランクが長く、社会との接点を持たず、精神状態が不安定なまま親がいなくなった。そんな状態では、「自分はどうしていいか分からない」と壊れてしまいやすいのです。

親の死後にますます孤独に…そんな末路も現実にある問題です。

抜け出せる!無職からのステップアップの方法

中高年のひきこもりでも、無職からでも、ステップアップすることは可能です。

ここでは正社員就職を成功させるための6つのポイントをお伝えします。
まず大切なのは、「はじめの一歩を踏み出す勇気」

自分にできることから、少しずつ進めていきましょう。

ポイント

  • 生活リズムを整える
  • 人とのコミュニケーションに慣れる
  • 自己分析をする
  • 無職の理由を話せるようにする
  • 企業が求める人材像とマッチングしているかチェックする
  • 就職支援を受ける

行動に移すまでは、勇気が出ない・腰が重いかもしれません。
しかし一度動いてしまえば、見える景色が変わってくるはずです。

生活リズムを整える

いきなり就職活動!といっても、長年ひきこもり生活をしてきた方は生活リズムの乱れからスムーズに進まないケースがあります。

まずは昼夜逆転を改善し、規則正しい生活を始めるところからスタートしましょう。

「朝に起きて会社に行き、夜は明日に備えて早めに寝る」という社会人生活に備えることが大切です。

また、自宅にひきこもって外出頻度が少なかった方は、運動不足による体力の低下も懸念されます。

軽い運動や散歩を取り入れて健康的な生活を続け、働くための体力を養うことも必要です。

人とのコミュニケーションに慣れる

ひきこもり期間が長いと、家族としか会話しない方・コミュニケーションをとるのはコンビニの店員さんだけ…といった方もいらっしゃるかと思います。

長らく対人関係を遮断していると、コミュニケーションをとるのに勇気がいりますよね。

しかし、社会にでたら人とのコミュニケーションや会話は必要不可欠です。

まずは「近所の方と挨拶を交わす」ところからでもOK。
すこしずつ輪を広げて、コミュニケーションを取るように意識しましょう。

自己分析をする

そろそろ無職生活に終止符を打ちたいと思っている方は、自分のことを理解してみましょう。

自己分析をすることで自分に合った業界や職種が分かり、強みを発見できるからです。

強みを知ることで面接時のアピールにもなりますし、目指すべき道しるべになりますね。

  • ひきこもりになったきっかけは何か
  • どんな性格や特性があるのか
  • 自分の興味があることや得意なことはなにか
  • 好きなこと嫌いなことはなにか

得意なこと・特性はほんの小さなことで構いません。
とにかく正直に、できるだけたくさん書き出して自分自身と向き合ってみましょう。

無職の理由を話せるようにする

仕事をする上でハードルとなるのが、やはりブランクです。

なぜこれまで無職だったのか?を明確にしておくことが大切です。

例えば、自身の療養や親の看病・介護、やりたいことがあった、資格取得を目指していた…など様々あるかと思いますが、理由があれば就職活動でのアピールにつながります。

ただ、特段の理由がなくひきこもりを続けていた方もいるかと思います。

このような場合は、その事実のみでなく、「ひきこもり期間を経た経験談」や「ひきこもりから抜け出そうと思った理由」などを説明することで、就職への説得力が高まります。

「親にこれ以上迷惑をかけたくない、安心してもらいたいから就職したい」というのも立派なエピソードになるでしょう。

企業が求める人材像とマッチングしているかチェックする

企業は「こんな人材に働いてほしい」と考え採用します。

応募する際は、どんな人材を求めているのかを理解することが大切です。

例えば、人柄や意欲・即戦力・マナー・企業風土と合っているかなど、企業によって様々な視点から応募者をみています。

社会経験がない40代が、即戦力を重視する企業に応募しても、企業が求める人材像とマッチしていないため、いい結果を得ることはできないということです。

自分の立場ならどんな企業で働くことができるかを考え、経験よりも意欲や入社意欲を重視してくれる企業などを選択肢に入れることが大切です。

就職支援を受ける

長年人との距離を置いてきた場合、就職活動をどんなふうに進めたらいいかわからない人がほとんどだと思います。

正直、ハローワークや求人広告だけで就職活動を進めるのはおすすめできません

社会復帰への近道は、転職エージェントを利用することです。

転職エージェントとは、就職のプロが求職者と企業とのマッチングをしてくれるサービスのこと。

基本的にマンツーマンで行われるので、不安や悩みを遠慮なく相談することができます。

求職者の強みやスキルを客観的に見抜き、応募書類のアドバイスや面接対策もしてくれるので、1人で就職活動するより成功率が高いことがメリットです。

転職エージェントには様々な種類がありますが、ひきこもりの就職支援で多く実績をもつエージェントを利用するのがおすすめです。

40代無職からの社会復帰には「専用転職サービス」を使う

先述のとおり、40代無職から脱出するには就職支援を受けるのがいいでしょう。

なかでも、無職・引きこもりからでも転職サイトに登録するのがおすすめです。

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40代ひきこもりから正社員就職を目指せる業界・職種・仕事

特化したスキルやキャリアに強みのない40代の就職では、大手企業や人気の企業に就くことは難しいのが現実です。

そこで無職から正社員として働くなら、ライバルの少ない業界や人気のない業界・年齢不問で採用してくれる企業を選ぶことがポイントです。

ここでは、40代ひきこもりから正社員就職を目指せる業界・職種を紹介します。

介護職

慢性的な人材不足で通年求人募集している業界が、介護業界です。

学歴や年齢不問・無資格・未経験からでも働くことができ、正社員採用の確率も高いという特徴があります。

「ありがとう」と言われる職種なので、これまで距離を置いていた人との交流に楽しさややりがいを感じることができるでしょう。

介護職員初任者研修を受講すれば採用率アップするだけでなく、これからのキャリアアップにつなげることができます。

特に男性では力仕事で重宝されやすく送迎のドライバー等の働き方もありますので、介護職に苦手意識を持っている方も一度検討されてみてはいかがでしょうか。

警備員

人となるべく接したくない・人と接するのが怖いという方には、警備員もおすすめ。

年齢不問の求人が多く、未経験でも採用されやすいでしょう。

施設の管理や巡回などを行う施設警備や駐車場などの交通警備など様々な種類がありますので、どんなパターンが自分に合っているか調べてみましょう。

多くはシフト制になり、施設警備の夜勤では人と接する機会も少ないので脱ひきこもりから一歩踏み出す仕事にぴったりです。

タクシーの運転手

年齢不問の求人が多く、比較的年齢の高い方が働いているのがタクシーの運転手です。

車の運転が好きな方・多くの人に囲まれて仕事をするのが苦手…という方は、車内で関わる人が限定されるタクシーなら働きやすいでしょう。

入社後に会社負担で二種免許を取得することができる企業が多いので、普通免許しか持っていない方も安心して応募できますよ。

営業職

営業職は幅広い業界や雇用形態での求人が多く、40代という年齢がマイナスにならず挑戦しやすい業種です。

顧客に合わせて仕事を進めなければいけない大変さはありますが、働き方の自由度が高く自分でスケジューリングできるメリットがあります。

話すことが苦手な方は仕事に慣れるまで大変ですが、様々な人と接する楽しさや達成感を味わう楽しさを知ることができるでしょう。

“営業”ときくと飛び込みで商品を売るイメージがありますが、個人営業や法人営業、ルート営業など、様々な種類があります。

営業の仕事に不安な方は、すでに取引をしている企業や個人に対応するルート営業がおすすめです。

【まとめ】手遅れになる前に無職から抜け出すなら今!将来を考えた選択をしよう

今回は、40代ニートから正社員就職を目指すヒントをお伝えしました。

筆者も1児の母でありますが、自分が生きている内は何歳になっても力になりたい、こんな風に思っています。

でも、もし自分が死んだら…。この子が生活に困らないように、一人でも生きられる力を身に着けてほしいと願います。

この文章を読んでいる方は、「どうにかしなきゃ」という気持ちがどこかにあり、検索をしてここにたどり着いたはず。
その気持ちや行動が、すでに第一歩目を踏み出せています。

ハローワークやエージェントからのサポートを利用しながら、勇気を出して今の生活から抜け出してみませんか?
あなたならきっと成功するはずです。

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