40代のパートって何してる？おすすめのパート＆人気職種を紹介！

40代になると、子どもの手が離れてきたから・教育費にお金が掛かるから・自由な時間を有効活用したい・老後資金の足しに…などと、様々な理由からパートを始めたいと考える主婦が多くなります。rikuｎ

しかしパートとはいえ、結婚や出産を機に仕事を辞めてから久しぶりの社会復帰！という人も少なくないため、不安は付き物でしょう。

どんな基準で、同じ40代の人がパート先を選んでいるのか気になるところ。

ここでは、パートで働きたい40代女性にスポットを当て「おすすめパート」「パートの選び方・探し方」「採用してもらうコツ・ポイント」など、40代の人がパート探しに役立つ情報を紹介していきます。

主婦の人気パートランキング

主婦たちがどのようなパートをしているのか気になりますよね？

はじめに、主婦が選ぶ人気職種ランキングをサービス別に紹介します。

40代に限った調査ではありませんが、30代・40代主婦の割合が比較的多いのでパート選びの参考になるのではないでしょうか。

dジョブ

１位	事務職
２位	レジ・販売
３位	軽作業スタッフ
４位	受付事務・医療事務
５位	飲食店スタッフ
６位	接客・販売

マイナビ子育て

１位	事務スタッフ
２位	コンビニスタッフ
３位	飲食店スタッフ
４位	軽作業スタッフ
５位	受付・医療事務

参照：専業主婦に人気のパートランキングBEST５

イーアイデム

１位	事務スタッフ
２位	飲食店スタッフ
３位	スーパーのスタッフ
４位	軽作業スタッフ
５位	医療事務スタッフ

参照：主婦（夫）が選んだ働きやすいパートランキング

３つのサービスともに１位は事務スタッフ！

「事務職の経験がある」「体の負担を考えデスクワークを希望していた」「長く続けられる仕事」などから事務スタッフが主婦のパートとして人気です。

その他も同じような職種がランクインしていることから、主婦が始めやすいパートの傾向が分かってきました。

これらを踏まえて、40代におすすめしたいパートを詳しく紹介していきます。

40代におすすめのパート6選！

ここでは、40代から始めるパートにぴったりなおすすめの職種を6つ紹介します。

介護スタッフ

超高齢化の現代において、介護スタッフの需要は増え続けています。
40代は若いとみなされ重宝されやすく、また未経験でも採用されやすい職種です。

介護スタッフの仕事内容は、利用者の食事や入浴の介助・レクリエーションやイベントの準備・手伝い・施設の掃除などを行います。

夜勤のある施設なら、より高時給で働けることも。

忙しい・休みが取れないなどのイメージがある方も多いと思いますが、派遣やパートの場合はそんなことはありません。

「日勤のみ」「週休4日」「土日は休みたい」など、もちろん職場によりますが融通が効くところも多いのが特徴です。

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事務スタッフ

データ入力や書類作成・電話応対などデスクワークが中心の事務スタッフは、幅広い年代から人気の職種です。

土日休みの職場がほとんど&デスクワークのため体力的な負担が少ないことなどから、子育て中の40代主婦でも働きやすい仕事のひとつといえます。

ただし、人気が高いぶん求人があまり出なかったり、出てもすぐに応募が締め切られてしまうことがよくあります。

転職サイトをこまめにチェックして、すぐに動き出せるようにしておきましょう。

飲食店スタッフ

ランチの時間帯のレストランやカフェスタッフも、同年代の主婦が多く働きやすい職場です。

配膳やオーダー取りなどのホールの仕事と、調理や盛り付け・洗い場などを行うキッチンの仕事があります。

チェーン店ではシステムがマニュアル化している場合が多いため仕事を覚えやすく、特別な知識がなくても未経験から始めやすい仕事です。

飲食店の多くがシフト制、短時間勤務ＯＫなので都合に合わせて無理なく働けます。

レジ・販売（コンビニ、スーパーなど）

スーパーやコンビニは、どこの街にも必ずあるので近所で仕事を探している人にぴったりです。

レジ打ち・品出し・接客などが主な仕事であり、日中は同性代の主婦が多く働きやすい環境です。

未経験から始められること、仕事終わりに夕飯の買い物ができることなども主婦から選ばれています。

軽作業スタッフ

工場や倉庫内での梱包や仕分け、ピッキングなど様々な業務がある軽作業スタッフ。

単純作業が多いので未経験から始める人ばかりであり、すぐに仕事も覚えられます。
比較的年齢層が高めな職場が多いです。

工場内の仕事は土日休みであることが多く、また大人数のスタッフで仕事をしています。

子供の風邪や熱などで急な休みが欲しい時でも対応してくれる職場が多いので、小さな子供がいてもその点は安心です。

コールセンター

40代のパートには、コールセンターもおすすめです。

電話を通してお客様とやり取りをする仕事であり、受電対応を行う「インバウンド業務」と主に営業電話をする「アウトバウンド業務」があります。

オフィスワークのため体力的な負担はありませんが、慣れないうちはクレーム対応などで精神的に疲れてしまうこともあるかもしれません。

しかし、他職種よりも高時給の求人が多いことが魅力です。

40代からのパートの選び方・探し方

パートとして働くならあなたは何を基準に仕事を探しますか？

長く続けられる
楽な仕事
資格なしＯＫ
時給が高い
職場が家から近い

‥etc.

正社員として就職するよりもパートはハードルが低いですが、“なんとなく”で選んでしまうと後悔をしてしまうことも。

せっかくパートとして働くのなら、自分のライフスタイルに合った働きやすい職場を上手に探していきましょう。

point1　自宅からの距離

魅力的な仕事だとしても自宅から遠い、通いにくい場所にある勤務先はなるべく避けるようにしましょう。
自宅から近く通いやすい方が長続きします。

休憩時間に家に帰れる、子供の学校等から急な呼び出しがあったときにも対応しやすいなどメリットを感じられるでしょう。

point2　家庭との両立が可能

仕事を頑張りたい気持ちは良いことですが、仕事が優先になりすぎてしまうと家族に迷惑を掛けてしまうこともあります。

特にまだ子供が小さいうちは寂しい思いをさせてしまわないように、“時間・休みの融通が利きやすい仕事“　”緊急時に対応してくれる職場“　を意識し、家庭と仕事の両立が可能なパート先を探してみましょう。

point3　未経験ＯＫ！主婦歓迎！

久しぶりの仕事復帰である人も少なくはないと思うので、「未経験ＯＫ」の仕事からチャレンジすることで無理なくスムーズに仕事を始めていきやすくなります。

丁寧に教えてもらいながら仕事を覚えていくことでストレスを感じず楽しく働けるはずです。

また、「主婦歓迎」の求人であれば同年代のスタッフが多い職場の可能性も高いのでチェックしてみましょう。

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point4　時給にこだわりすぎない

せっかく働くのなら少しでも時給の高いパートで稼ぎたいと思いますよね。

しかし、長く続けたいのなら時給だけでパートを選ぶのはリスキーです。

業務内容や職場の雰囲気など、視野を広く持ち慎重に選びましょう。

point5　事前に様子を確認する

職場によっては難しいかもしれませんが、事前に職場の様子をチェックしておくのがおすすめです。

例えば飲食店やスーパーで働くのあれば、食事や買い物のついでに実際に働くスタッフの様子や職場の雰囲気をみておくのがいいでしょう。

仕事内容や給料面はもちろん大切ですが、結局は職場の人間関係や雰囲気が重要です。「ここなら楽しく働けそう」と感じる職場を探してみると失敗は少ないでしょう。

40代はパートが決まらない！？面接に落ちる理由

パートの面接落ちた
家からチャリで5分。
私はどの曜日、どの時間でも
出勤可能だったからショック
強いて言うなら働くの久しぶりだからブランクがネックだったかな？
まぁご縁がなかったから仕方ない

面接行ったパートに落ちたぁあ
他のパートも探したいけど、春休み途中で仕事決まったら、小2を家に留守番させることになる。まだ低学年だし心配もあるから、春休み明けからまたパート探そうと思うけど、焦るよね、、

パートなら受かるかな？‥なんて軽い気持ちで考えていたら全然採用されない。
こんなことは、実際によくあります。

40代がパート面接に落ちてしまう理由としては、「ブランク期間の長さ」と「求めている人材と希望条件との不一致」などが挙げられます。

ブランク期間の長さがネックになっている

専業主婦や家事手伝いなど、外の仕事から離れている期間が長くなればなるほど「大丈夫かな？」「仕事を覚えられるかな？」と不安に感じられてしまいます。

とはいえ、ブランク期間を経て仕事復帰をする40代はとても多いもの。

ブランクを感じさせない、不安に思われない工夫がポイントとなります。

未経験OKのパートを探したり、仕事への意欲や頑張りたい姿勢を伝えると◎！

希望条件との不一致

土日のどちらかは出て欲しい
夏休みなど長期休みにまとまった休みを取られると困る

など、企業によってはコンスタントに出勤できる人を採用したいと思っています。

その一方で、40代くらいだとまだ下の子が小学生や未就学児という家庭も多く「土日は休みたい」「子供の夏休み中も休みたい」「子供が帰ってくる時間までに帰りたい」などの希望があることが多いでしょう。

そのため、パート先との条件がマッチせず不採用となってしまいます。

無理をして家庭に影響が出てしまうのは避けたいところなので、「平日のみOK・短時間OK・主婦歓迎」などの記載があるところから求人を探しましょう。

学生やフリーターが多い職場を探してみると、土日・長期休みもまとまった休みを取りやすいのでおすすめ！

40代パート・採用してもらうコツとポイント

学生時代はアルバイト面接で不採用にない！という人でも、油断は禁物です。

なるべく早く仕事を決めたい人は、これから紹介するコツ・ポイントを意識しながら臨みましょう。

複数の求人に応募する

久しぶりの仕事探しや求人応募は、誰でも緊張するものです。

なかなか一歩を踏み出せない人も多いと思いますが、思い切って気になるパート先に複数応募してみましょう。

好条件のパートはすぐに応募を締め切ってしまうこともあるので、求人を見つけたらなるべく早めに応募することを心掛けましょう。

清潔感のある服装でハキハキ明るく

飲食店スタッフやレジ・販売などお客様の前に出る仕事の場合は特に「清潔感」と「明るさ」が求められます。

オフィスワーク（事務スタッフ）の場合はスーツを着用し、それ以外の仕事では清潔感のある服装がベター◎

ブランク期間が長く自信がない場合でも、もごもご話さずハキハキと！
自信無さそうな雰囲気を出さずに、笑顔で明るく！

それだけでも受け取る印象が大きく変わります。

自分の希望ばかりを押しつけない

土日は必ず休みたい・14時までには帰りたい・残業はできない…など、こちらの希望を伝えるばかりではなく、「早めに予定が分かれば土日も仕事に出られる日もあります」「1時間程度であれば残業も可能です」など譲歩する姿勢を見せることも大切です。

しかし、採用されたいからといってできない約束をするのは絶対にNG！

履歴書や職務経歴書は丁寧に細かく

履歴書に書かれる内容からも、人柄を判断されます。

詳細に書かれた書類からは、仕事も丁寧にしてくれそう・几帳面な人なのかもしれない・しっかりした人だろう…など、プラスの印象を与えられます。

履歴書は空欄を作らず、しっかりと記入しやる気をアピールしましょう。

志望動機もしっかりと！

正社員就職や転職の時ほどきっちりした動機は必要ありませんが、「条件が合えばどこでも良かったのだろう」と思われてしまうと、あなたを選ぶ理由がなくなってしまうことがあり得ます。

「好きなお店なので」「スタッフの方がみんな親切なので一緒に働いてみたかった」「興味のある仕事だった」「以前○○で働いた経験を活かしたい」など、なぜその職場を選んだのかの理由を明確にしましょう。

それにプラスして、勤務時間がマッチしている・自宅から近く通いやすいなどを伝えるとGOODです！

40代女性の強みは「人生経験」と「時間の融通が利きやすい」こと！

豊富な人生経験から得た柔軟な対応力や落ち着き、若い子育て世代と比べ子供の手が離れてきて時間に余裕がある、多少の融通は利くことは強みになります！

40代パートの疑問Ｑ＆Ａ

最後にパートについて疑問に感じていることや不安に思いがちなことをQ＆A方式で解説します。

Q. パートとアルバイトの違いは？

A. どちらもパートタイム労働者に区分されるため同じです。
「パート＝主婦」「アルバイト＝学生、フリーター」のイメージが強いため、募集対象を分かりやすくするために企業が使い分けている事もあります。

Q. 103万円の壁とは？

A. パート年収が103万円以下の場合は配偶者控除の対象となり夫（納税者）の所得金額から38万円が控除されます。
パート年収が103万円を超えると所得税を納めることになるため「扶養範囲内（103万円以下）」での勤務を希望する人も多くいます。

Q. いくらから夫の扶養を外れてしまう？

A. パート年収が130万円以上になると扶養から外れ国民健康保険を納める必要があります。

Q. パートを辞めたいときはどうしたらいい？

A. 最低でも1ヶ月前に退職の意思を伝えることがマナーです。
働いてみたものの仕事内容や職場の雰囲気が合わないこともあるでしょう。パート先への不満があった場合でも角が立つような理由は避け、家庭の事情ということで円満退職を心掛けましょう。

Q. 子供が急病の時に休める？

A. パート先によって対応は異なりますが、急病時の預け先を確保しておくとパート先にとっても安心材料となります。
シフト制の場合は互いに協力して勤務日の交換をすることもあると思うので良好な人間関係を築ける環境であることが大切です。

軽作業スタッフなど大人数の職場では代わりを探すことなく急な休みにも対応してくれるところもあるので無理なく働けるパート先選びを心掛けましょう。

【まとめ】40代パートの需要はある！難しく考えすぎないで

「40代でブランクあったら需要ないかな‥」なんて弱気になるかもしれませんが、40代パートの需要は必ずあります。

しかし、企業の採用条件と合っていなかったり・応募者が多数になると不採用になることはもちろんあるので、コツ・ポイントをおさえて頑張ってみましょう。

求人サイトを活用すれば、希望にマッチしたパート求人をピンポイントに見つけることも可能です。

長く続けられるパートや楽しく働けそうなパートを是非探してみてください。